料理の美しさ新鮮さに感動

「人々がリトリートにやってくる目的は何か新しいことに心と身体の両方を開くことではないでしょうか」

 

と語るのは、メキシコの隠れ家的リゾート、サユリタにあるヨガリトリートセンター「ハラマラ」のシェフ、ウーゴ・ロベルト・グティエレス・マロン氏。
その料理は新鮮かつ独創的で知られている。

 

「ここでゲストが食べる料理は五感に心地よく、心を高揚させ、体と精神に栄養を与えるものであるべきです」

 

毎回の食事がこんな幸福感を与えてくれるなら、なんと素晴らしいことだろう。
卓越したリトリートセンターの料理は、決して複雑なレシピだったり、キッチンで何時間もかけて作ったりしたようなものではない。

 

カリフォルニア州サン・ルイ・オビスポのリトリートセンター「サグラダ・ウエルネス」のオーナーシェフ、エヴァ・イングリジアンは、旬の農作物や穀物を使った飾らない家庭料理を用意する。

 

例えば、玄米、卵、ショウガ、ニンジン、スナップエンドウ、フェンネルのレイヤード・フライド・ライス。
ごま油、ニンニク、ゴマで炒めたケール。
地元産の山羊チーズをつめたポブラノ(メキシコ産唐辛子)のロースト。

 

「ゲストは私たちが提供する料理の美しさ、新鮮さに感動してくれます。そして、それらが実にシンプルだと分かると、自分でも作ってみたいという刺激を受けるのです。これもまたヨガリトリートに人々がやってくる大きな理由の一つです。つまり、ここでもう一度心と体をつなげ精気を取り戻す。そうしてそれを自宅に持ち帰るというわけです」

 

リトリートでは毎回の食事に十分な配慮がなされているので、簡単に正しい食事が摂れるし、もちろんそれは十分満足できるものになる。
だが日常生活の中でも、リトリートセンターのシェフのテクニックを自分の調理に少し加味することで、リトリートで味わったような、シンプルで美味しく、体にいい食事の条件を満たすことができる。

 

 

 

ヨガをする人にとっての食事