ヨガをする人にとっての食ってなんですか?

私たちが食べる目的は、突き詰めてみれば魂の修行の為なんですね。
ストイックな考え方だと思われるかもしれませんが、決して体を養う為、自分の体の為ではないんです。
この世に生まれてきた目的は、魂を高めて、本当の自分・真我と出会う修行の為。
今はその為に肉体という乗り物を借りて生きているんです。
だから食べるということは、体を養う食べ物を口から取り入れ、肉体という自分の乗り物の燃料を補給するということなんです。

 

魂の存在を意識せず、肉体こそが自分自身だと思っている人も多いかもしれません。
肉体が自分自身だと思っていると、食べることがそのまま自分を養うことに直結していきますから、食に対して執着が生まれます。

 

しかしヨガ的な考え方では、本当の自分は肉体という乗り物に乗っている魂の主だと自覚するんです。
そうすれば、潔い食事ができる。
私たちの魂が直接的に食べ物を欲しているわけではなく、肉体を維持するために食べる必要があるという考え方。
つまり、食べる為に生きるのではなく、生きる為に食べるということですね。

 

「息食動想」という言葉があります。
食べること、動作することすべてが修行だという意味です。
魂を高める為に、食べること、食べないこと、何をどう食べるかということを吟味して体を養うのも修行なんです。

 

ヨガで食べると良いとされているものは、サットヴァな食べ物。
野菜や乳製品など、消化が早くて軽く、体内を循環しやすいもの。
それらを自分が本当に必要なだけ食すとよいでしょう。

 

食べ物を無駄なくすべて燃焼させ、パワーをフル回転させる。
燃費のいい体を持っているのが利用のヨギです。

 

利用額的にはお肉が必要だといわれていますし、体に対し重いもの、カロリーの高いものを取れば、
パワーになると思われているかもしれません。

 

でも、ヨガの視点から言えば、決してそうではない。
体内に長くとどまらないライトなものを、体を養うのに必要な分だけ食べる。
サットヴァな食べ物は、そのエッセンスが思考を活気づけてくれるし、
体内のプラーナ(気)がスムーズに循環するようになるといわれています。